欲 望 記

なんでも欲しい 女子大生は

2年生の春休み

長い長い春休みが残り2回と半分だと思うとモヤっとして落ち込む。仲がいい友達*1とは最近連絡を取ってないけど、何してるんだろう?アルバイト?インターン?とにかくなにかしらちゃんと活動してるんだろうな。

高校生の時は大学生になったらあれやってこれやって、入りたい会社*2に絶対入ってやる、と意気込んでいたけれど実際大学に入るとそんな意識もどこかへ飛んで何もしない時間に埋もれ死んでいっている。私は特別な子であるはずだ、特別な何かでありたいと思って高いプライドを維持しようとしてたけどそんなもんが何になる、とも最近は思う。これってグズグズしている自分をただ肯定したいだけ?それとも新しい価値観を見つけた?

なんだかんだそこそこ美味しいご飯が食べられて、まったりネットサーフィンでもできる時間があって、心ゆくまで寝るのが幸せなんじゃないか?徹夜して仕事をするのは幸せなのか?疲れと引き換えに得る地位とお金。。。他人から羨ましい、と思われること。それってそんなに価値のあるものなのかしら。

人より多いフォロワー、LINEの友達。人より可愛い顔、少ない体重、少ない面積の顔面。ナンパされたこと、イケメンの彼氏がいること。特技、男に媚びること。

全部羨ましい、なんだか私も全部ほしい気がする。そんな気がする。

小さい頃から可愛い人に、美しい人になりたかった。自分は特別で居たかった。私がそうなれないってわかったのはつい最近のことのような気がする。でも未だにあわよくばそうなりたいと思っている。ついでに老いることが恐ろしい。

 

若いうちはいいものをたくさんみろってよく言われるけど、いいものってなんなんだ?

ヨーロッパに行くことか?1ヶ月海外を旅することか?春休み映画50本見ることか? ちょっと羨ましいと思うことを心の中で小馬鹿にして、自己肯定する。本当はやりたいこと、行動力、好きなものがあっていいなぁと思っている。なかなか自分の本当に欲しいもの、好きなものは見つからない。得意なことも。それを見つけるために行動しろなんてことも言われるけどそれができたら苦労しないよね〜。だってコタツあったかいし、久々の実家のご飯は美味しいんだもん。

 

全然興味ないと思ってた会社の体験会みたいなのに受かった。友達が送るって言ったから送った。面接も適当っていうか「ちょっと興味があるんですでへへ〜」って笑ってた。なんかジャニーズのだれかの嘘くさい芸能界入りのきっかけみたいで笑える。でも本当は楽しみ。なにかの試験に受かるとその分またプライドのフロアが1階分上がる気がする。今23階くらい。友達より先に行っているような。あ〜そんなことないのに。バカだなぁ。

 

普通の人でもありたい。でも普通の人なんてよく考えたら世の中に存在しないんじゃない!なに、普通って。テストが全部平均点ってこと?特技も趣味もないってこと?それはそれで変だと思うよ。

*1:と私は思ってるけどね

*2:大手広告代理店に入りたいと思っていた